クリエイター・イン・レジデンス 2024
「秋田市文化創造館のレジデンスを考えるためのレジデンス」
ゲストクリエイター:mizutama
秋田市文化創造館が主催事業として行う「クリエイター・イン・レジデンス」では、これまで多様な分野の専門家やクリエイターが文化創造館を拠点に、市民の創造力を刺激しながら、この場所でこそ可能な表現を試み、生み出してきました。
国内外各所ではクリエイターやアーティストが滞在制作を行う「レジデンスプログラム」が数多く運営されています。その中で、文化創造館は次年度以降もクリエイターを秋田に招聘していく予定ですが、どんなプログラムにしようか、公募の方法はどうするか、常に更新していきたいと考えています。
そこで今年度は、大阪で個人でアートスペース「FIGYA」を運営し、国内外のアーティストとの交流を重ね、表現の場をひらくなど、多様な活動を展開するアーティストのmizutama(みずたま)をゲストにお招きし、文化創造館だからできるレジデンスプログラムをつくっていきます。
これまで文化創造館が実施してきたこと、既存のレジデンスプログラムの長所短所、秋田の環境、さまざまな物事に出会ったり遊んだりしながら、アーティスト目線と運営者目線の両方を持ち合わせるmizutamaと皆さんと何ができるか考え、少しずつ動いていきます。
スケジュール
9月25-27日 | 秋田訪問・リサーチ | カタルバー1日店主「mizutamaにそうだん!」 9月25日(水)18:00-19:00 |
「mizutama 活動紹介・交流会」 9月26日(木)18:00-20:00 | ||
11月6-17日 | 滞在・リサーチ | mizutama 練習プロジェクト -10デイズランスルー- ・11月7日(木)-17日(日)9:00-21:00(12日休館) 毎日様々な市民と館の機能や機材等を使用して「練習」を実施 練習のふりかえり ・11月17日(日)10:00-19:00 |
12月下旬 | 公募内容決定 | 令和7年度公募情報の公開 |
2025年 1-3月 | 公募期間 | |
3月下旬 | 審査会 | レジデンスクリエイター決定! |
mizutama練習プロジェクト 10デイズランスルー
ランスルーとは舞台用語で「通し稽古」を意味します。
秋田市文化創造館内の様々な場所や機材等を活用し、日頃から「こんなことやりたいな」と思っている方の気持ちに応えて、アーティストmizutamaと一緒に試行し練習する10日間。
参加者、協力者随時大募集!
ゲストプロフィール
mizutama
岡山県出身、大阪市此花区在住。美術や音楽などジャンルを超えて様々な表現活動を行う。
2012年より大阪市此花区梅香に位置する共同アトリエ「此花メヂア」に入居して以降、その地を活動の拠点とする。2013年に同地でアートスペース「FIGYA」の運営を開始し、多くのアーティストの表現、交流の場として開かれ、昨年10周年を迎える。2016年よりフィリピンを中心に、東南アジアで展示、パフォーマンス活動を始め、2019年マニラで開催されたメディアアートフェスティバル『WSK』に参加。最近は、京都を拠点に活動しているダンスカンパニー「neji&co.」にサウンド担当としても参加。
ほかにも平成29年度 芸術文化魅力育成プロジェクト「Osaka Creative Archipelago」で若手アートプロデューサーに選ばれるほか、東南アジア アートレジデンシー会議「Southeast Asian Art Residencies Meeting 2018」にFIGYA代表として参加するなど、アーティストの枠に収まらない活動を展開している。
文化創造館が実施してきたこれまでの「クリエイター・イン・レジデンス」