PARK – いきるとつくるのにわ
アウトクロップ
「PARK-いきるとつくるのにわ」の[観察する(クリエイターによるリサーチと表現)]ではつくることを日々実践し、日常の暮らしをユニークな視点で観察しつづけるクリエイター・アーティストが秋田市中心市街地を拠点としたプロジェクトを展開します。
「見えない物語を魅せる」をスローガンに映像制作やシネマ運営を行うアウトクロップ・スタジオが、映画を語る空間を秋田市に復活させるプロジェクト「この町、シネマ。」を実施。秋田に暮らす様々な人たちの声や「この町」に残る記憶を辿りながら、「この町」と「映画」にまつわる新たなドキュメンタリー映像を制作、発表します。
『この町、シネマ。』は、映画をみんなで語る空間を秋田市から復活させるプロジェクトです。
『この町、シネマ。』プロジェクトは、まちかどのあらゆるスポットで映画を上映していくプロジェクト。 駅前の芝生広場、地域の文化施設、よく行くレストランや喫茶店、近所の学校や公園…もしこの町が一つの大きな映画館だったら、それはどんな世界だろうか。 きっとそこには、仲の良い友人も家族も、お隣さんも旅人も、 皆んなで分かち合える感動や発見があるのだろう。『この町、シネマ。』プロジェクト、いざ、はじまる。
これまでの活動・リサーチ
『この町、シネマ。』の第一弾として、秋田市文化創造館とアウトクロップ・シネマを会場に上映イベントを開催しました。
また「この町をどんな風に使いたい?」「『この町、シネマ。』でどんなことをやってみたい?」を集まった人たちと一緒に考える座談会を開催。町への期待感が込められた沢山のアイデアが生まれました。
「この町」において映画館が身近だった例として、1980年代頃の秋田市・有楽町の映画文化に焦点を当ててリサーチを実施。3月10日には県内外の小シネマに関する事例紹介や参加者が持つ映画についての記憶や未来の街の姿を話し合う座談会を開催しました。
「この町」と「映画」にまつわる新たなドキュメンタリー映像制作の一環として、秋田に暮らす方々の声や記憶を記録するための座談会を開催しました。
「私にとっての町」「私にとっての映画館」について、様々なエピソードが話されました。
展覧会「交わるにわ、創造するキッチン」の会期に合わせ、秋田の映画文化を切り口にこれからの町を考えるドキュメンタリー映像『おかえり有楽町』の上映会を行いました。
またAL☆VEシアターでの上映後には、国際交流基金映像事業部の玄田悠大さんをお招きしてトークを行いました。
Profile
アウトクロップ(映像プロダクション・ミニシアター)
秋田市を拠点に国内外で活動する映像会社。ドキュメンタリー映画の制作の他、地域プロモーション や企業ブランディング、TV・WEBコマーシャルの受注制作などを行っている。また、秋田市駅前エリア の古民家をリノベーションした小さな映画館『アウトクロップ・シネマ』も運営している。
https://outcropstudios.com/