秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

PARK – いきるとつくるのにわ

わいないきょうこ

PARK-いきるとつくるのにわ」の[観察する(クリエイターによるリサーチと表現)]ではつくることを日々実践し、日常の暮らしをユニークな視点で観察しつづけるクリエイター・アーティストが秋田市中心市街地を拠点としたプロジェクトを展開します。

千秋公園で雪室を設置

長らくロンドンを拠点に活動後、近年は母の故郷である美郷町を拠点にするわいないさんが、秋田の食材を使いながら新たな食風景を作り出すプロジェクトを実施します。

これまでの活動・リサーチ

撮影:大森克己

7/31 トーク&ワークショップ「ローカルなフード(風土)を味わう」

第二部「とれたての夏野菜をさらに特別おいしくする魔法伝授します!!」として、秋田の採りたて野菜を生産者の紹介展示と共に、参加者と作りながら味わいました。

雪室を作るためのリサーチ
雪が少なくなった秋田市でどんな雪室なら食品保存が可能か?
様々な知恵や技術を調査実験し、新しい形を模索しました。

写真:白田佐輔

2023/3/21冬眠という熟成の味を旅する気分で体験してみませんか?

先人の知恵が詰まった雪室で貯蔵された野菜、肉、魚などの食材を2ヶ月近く熟成させ、フィンランドやブータンなど、世界のさまざまな料理のアイデアを含めて調理し、ふるまいました。

写真:白田佐輔

2023/3/23 わいないきょうこプロジェクト「今、何をすべきか」フセイン·チャラヤンへの公開インタビュー

「観察する」クリエイターわいないきょうこが、デザイナー/アーティストのフセイン・チャラヤン氏への公開インタビューを開催いしました。今、不安定な世界の中でクリエイターは何をすべきかを語り合いました。


昨年の雪室の様子

【雪室勉強会 10月-12月の開催】
秋田の食材を使いながら、秋田市で雪の力を使って食材を貯蔵熟成させる雪室のプロジェクトを展開します。10月から12月の間、月に1度程度、雪室に関する勉強会や制作を実施しました。

第1回雪室勉強会〜秋田の雪を学ぶ〜
日時|10月15日(日)14:00〜16:00
会場|秋田市文化創造館 2階 スタジオB
登壇者|わいないきょうこ、和田幸一郎

【第2回雪室勉強会〜雪室に入れる食材の下ごしらえ〜】

日時|11月11日(土)13:00〜17:00
場所|秋田市文化創造館 1階 コミュニティスペース
講師|わいないきょうこ、松本紘幸(髙梨商店)

【第3回 雪室勉強会〜雪室の制作、設置作業〜】
日時|12月22日(金)13:00〜15:30
場所|秋田市文化創造館 1階 コミュニティスペース、他
講師|わいないきょうこ

Profile
撮影|大森克己

わいないきょうこ(デザイナー、やぶ前)

横浜市出身。桑沢デザイン研究所写真研究課卒。日本でバッグデザイナーとしてそのキャリアをスタート、活動拠点をロンドンに移した後は、内外問わず様々な企業やデザイナーとのコラボレーションを通じ、バッグを主軸にファッショ ン小物やインテリア・オブジェなどを制作。また舞台、映画などのコスチュームデザインも担当。 現在はブータン王立タラヤナ財団クリエイティブアドバイザーなど続けながら、ロンドンのスタジオを母方のルーツ秋田美郷町に移し、町の人々と伝統と知恵を新しく捕まえる形で世界にその暮らしぶりを伝えるための町の学び舎’やぶ前’を始めた。