秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

PARK – いきるとつくるのにわ

「冬眠という熟成の味を旅する気分で体験してみませんか?」

PARK-いきるとつくるのにわ」の[観察する(クリエイターによるリサーチと表現)]ではつくることを日々実践し、日常の暮らしをユニークな視点で観察しつづけるクリエイター・アーティストが秋田市中心市街地を拠点としたプロジェクトを展開します。

冬眠という熟成の味を旅する気分で体験してみませんか?

長らくロンドンを拠点に活動後、近年は母の故郷である美郷町を拠点にするわいないきょうこが、秋田の食材を使いながら新たな食風景を作り出すプロジェクトを実施します。
千秋公園や文化創造館の屋外に雪室を制作・設置し、その中で秋田で生産されている野菜、肉、魚などの食材を2ヶ月近く熟成させています。見慣れた食材を雪室で熟成し、フィンランドやブータンなど、世界のさまざまな料理のアイデアを含めて調理しふるまいます。雪で発酵・熟成されたものを、寒さ感じる屋外で焚き火を囲みながら、自ら調理して味わい、世界の料理や文化、そして先人の知恵に触れませんか?

⽇時|2023年3⽉21⽇(⽕・祝) 12:30〜15:00
12:30〜13:00 :トークイベント(雪室熟成とは)[登壇:わいないきょうこ]
13:00〜13:30:調理準備
13:30〜15:00 :料理ワークショップ
※用意した数量が終わり次第終了。


場所|秋⽥市⽂化創造館 屋外広場 〔雨天時|バルコニー〕
定員|事前予約30名(先着順) 、当日は予約以外に若干数ご用意いたします。
参加費|料理ワークショップのみ1000円
持ち物|料理ワークショップ参加者:スープ皿、平皿、デザート用のお皿、お箸、防寒具(屋外で実施します。暖かい格好でお越しください)
メニュー|スープ、パエリア、サラダ、ブルスケッタ、デザート、コーヒーの予定です

※事前予約数に達したため、予約をしめきりました。当日は若干数ご用意いたします。

プレイベント「雪室開封の儀」

雪室の中身。3ヶ月経過し、どうなっているでしょう。

12月3日に千秋公園に設置した雪室の開封の儀式を行います。収めた野菜などの食材は3ヶ月の時を経てどうように熟成されたでしょうか。ぜひ一緒に見てみましょう。


午後、イベント終了後は文化創造館にて熟成の終わった材料を試食します。どのように活用するか考えてみましょう。ご興味ある方はぜひお問合せください。

日時|2023年3月8日(水) 11:00 〜12:00
場所|秋田市文化創造館2階 スタジオB、千秋公園お隅櫓下(雪室設置場所)
集合|11:00 文化創造館 スタジオB
参加費|無料
集合後、千秋公園に設置した雪室へ移動
雪室開封後、千秋公園を練り歩き、文化創造館へ食材を運びます。
※運んだ食材は、3/21の調理ワークショップに使用いたします。
※参加者にはアクセサリーをお貸しします。応募者多数の場合は、全員が着用できない可能性があります。ご了承ください。

雪室制作レポートはこちら
今回のイベントで使用する食材が眠る雪室は、現在千秋公園と文化創造間に設置し、定点観察が続けられています。不安定な気候の昨今、この秋田市で雪室の制作を模索してきたことを記録しました。

Profile
撮影|大森克己

わいないきょうこ(デザイナー、やぶ前)

横浜市出身。桑沢デザイン研究所写真研究課卒。日本でバッグデザイナーとしてそのキャリアをスタート、活動拠点をロンドンに移した後は、内外問わず様々な企業やデザイナーとのコラボレーションを通じ、バッグを主軸にファッショ ン小物やインテリア・オブジェなどを制作。また舞台、映画などのコスチュームデザインも担当。 現在はブータン王立タラヤナ財団クリエイティブアドバイザーなど続けながら、ロンドンのスタジオを母方のルーツ秋田美郷町に移し、町の人々と伝統と知恵を新しく捕まえる形で世界にその暮らしぶりを伝えるための町の学び舎’やぶ前’を始めた。

【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。

○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあ きた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp

主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた(芦立さやか、藤本悠里子)