クリエイター・イン・レジデンス2026
中村 邦生
kunio nakamura
秋田市文化創造館が主催する「クリエイター・イン・レジデンス2026」では、アーティストの中村邦生さん、演出家・民俗芸能アーカイバーの武田力さん、文化人類学者・プロジェクトアーキビストの津田啓仁さんを迎え、秋田にすでに存在する営みや関係性、日々の運用と関わりながら、それらを新たな視点で捉え直す実践に取り組みます。
中村邦生さんは、文化創造館で過ごしながら「巣」を作ることで、当館の空間や日常との関わりを築いていきます。文化創造館の屋外空間や、そこを行き交う人々との関わりのなかで、枝を伸ばすように広がっていった「巣」のかたち。そこに残された中村さんの制作の痕跡とともに、作品が周囲の風景と結びつくことで生まれる、新しい屋外空間の風通しを感じてみてください。

今後の活動
【「巣」のお披露目】


中村邦生さんが、8月から10月までの約2か月間、文化創造館に通いながら、館内で出た廃材を用いて「巣」を制作しました。
11月からはお披露目期間として、完成した「巣」を屋外エリアにて公開します。また、期間中には、中村さんが参加する音楽ユニット「エネルギー浮浪」による音楽イベントや、巣の解体の公開なども予定しています。
日時|11月3日(火・祝)〜12月解体予定
会場|文化創造館屋外、デッキ
※音楽イベントおよび解体公開の詳細は、決まり次第お知らせします。
これまでの活動

●クリエイター 活動紹介・交流会●
日時|2026年7月17日(金)18:30〜20:00
場所|文化創造館 2階 スタジオB
クリエイター3組それぞれがこれまで取り組んできた活動や実践を紹介するとともに、参加者のみなさんと交流する場をひらきました。
▷イベント詳細はこちら

●「メンテナンスクラブ」 活動日 ●
日時|2026年8月15日(土)、16日(日)
場所|文化創造館 スタジオA1、館内各所
文化創造館で使われている椅子を観察し、解体や補修をしながら、インパクトドライバーをはじめとする道具の使い方や手入れの方法を学びました。

●滞在制作●
日時|2026年8月23日〜10月25日
場所|文化創造館 屋外エリア
文化創造館に滞在しながら、館内の廃材を集めて「巣」を制作。日々姿を変えながら、空間や日常に溶け込んでいく滞在制作の過程を公開しました。

●ポッドキャスト発信●
中村さんが滞在制作中に目撃した出来事や1日の振り返りを話すポッドキャストです。各回の視聴は下記のリンクから。
◯第1回
◯第2回(ゲスト:早坂葉(エネルギー浮浪))
◯第3回(ゲスト:勝谷俊樹(NPO法人アーツセンターあきたスタッフ))
◯第4回

●「秋田プライウッド株式会社」訪問●
日時|2026年9月9日(水)
秋田プライウッドさんの工場にお伺いし、作品の材料となる木端材をいただきました。工場内に、木端材を活用した工具棚や花壇を発見。「あるもので作る」を体現している場所でした。

●「メンテナンスクラブ」「記録のパーティ」 活動日 ●
日時|2026年9月13日(日)
場所|文化創造館 スタジオA1、館内各所
:来館者の皆さんから寄せられた、創造館の家具に関するリクエストをもとに、補修作業を行いました。またその様子の記録に取り組みました。

●「BEYOND THE CITY 2026」作品設置●
日時|2026年9月19日(土)〜9月20日(日)
場所|秋田市千秋公園
千秋公園で開催された音楽イベント「BEYOND THE CITY 2026」の会場装飾として、当館で制作中の作品を移動し再構成しました。

●「くにおでん」●
日時|2026年10月4日(日)17:00〜20:00
場所|文化創造館 屋外エリア
中村さんが作ったおでんを食べながら、制作中の作品に関する質問やメンテナンスクラブが作った家具について語らいました。
Profile

中村 邦生(アーティスト)
1997年生まれ、北海道出身、秋田市在住。
蜘蛛や鳥のように、身近な素材を用いて「巣」を制作し、その場所に住み着く。秘密基地を思わせるその巣を拠点に、音楽やドローイングなど様々な手法で遊びながら、空間を構成していく。
2020年 秋田公立美術大学卒展 秋田県立博物館館長賞(秋田)、大森山アートプロジェクト2020 (秋田)、六甲ミーツアート芸術散歩2020(兵庫)、2021年 神戸下町芸術祭(兵庫)、2023年 七月の壁の影(横浜)

黄金町エリアマネジメントセンター「七月の壁の影」にて
