PARK-いきるとつくるのにわ
「秋田駅前の使い方を想像するミーティング」
秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」。プロジェクトを構成する取り組みの1つ「出会う」では、生活や表現、自然、食などの身近なテーマを切り口としたトーク&ワークショップを通して、頭と身体の両方を使いながら新しい知識や技術と出会います。

今回は、秋田市の駅ビル アルスの地下に現れた「あきた まちのえき」を会場に、このエリアの少し先の未来について語り合うミーティングを開催します。前半では、秋田県内さまざまなエリアで独自性を持ちながら、異なる分野で活動する実施者の方々をお迎えしその取り組みや町の使い方などのアイディアを共有いただきます。後半では、お集まりいただいた皆さんとゲストの方々も交えながら、駅前エリアの今後の姿を考え、想像していくミーティングを座談会形式で行います。
わたしたちが暮らす町の少し先の姿を、ここに集まった人たちと想像、共有することで未来への足がかりとなることを願っています。
ぜひ、ここにあつまる皆さんと考えてみたいことや話してみたいことを持ち寄ってみてください。
「秋田駅前の使い方を想像するミーティング」
日時|2025年2月16日(日) 16:00-18:00
会場|あきた まちのえき(秋田駅ビル アルス地下1階[秋田市中通7-1-2])
参加費|無料(要事前申込・先着順・定員20名)
ゲスト|奥 真由美(一般社団法人Sail on Japan 代表理事)、石山 拓真(いしころ合同会社 代表社員)、trunk(「あきた まちのえき」運営)
タイムスケジュール|
16:00-17:00 (第一部)ゲストによる秋田県内での駅前活用についての事例紹介
17:00-18:00 (第二部)ディスカッション
「あきた まちのえき」について
アーティストや職人、料理人、農家、学生、起業家、観光客などが往来・滞在・交流し、駅ビルの地下フロアに新しいまちを醸す1ヵ月。地元食材を使ったカフェ出店やクリエイターによるオリジナル商品の販売のほか、作品展示、映画上映やワークショップ、トークイベントなど、さまざまなイベントを開催。もちろん空いたスペースで休憩も可能。毎日変わるまちの様子にご注目ください。
本企画は、東京藝術大学と秋田ステーションビル株式会社がアートを通じて、秋田のまちをさらに元気にする「地方創生」企画であり、NPO法人アーツセンターあきたが運営協力を行っています。
期間|2025年1月17日(金)~2月16日(日)(火曜定休、休日の場合は翌日)
時間|11:00~19:00
会場|秋田駅ビル アルス地下1階(秋田市中通7-1-2)
※入場無料、一部プログラムの参加等に料金が発生する場合があります
「あきた まちのえき」の活動はこちらから|https://www.instagram.com/machieki.akita/
○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp
主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた
令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業

Profile

奥 真由美(一般社団法人Sail on Japan 代表理事)
中学校の教師を経て、不登校の子どもたちと日本からミクロネシア連邦の無人島まで大型ヨットで片道40日かけて航海し、家を建てて暮らすという約3ヶ月の「海とヨットの学校」のプロジェクトの現場教師として活動。その経験を元に「生きる力をつける」を教育テーマにした学習塾を秋田に開校し30年。現在はフリースクールや通信制高校も運営する傍ら、キャリア教育コーディネーターとして小中高校で授業を行う。アントレプレナー教育として、高校生に株式会社を立ち上げさせる起業体験プログラムの他、高校生カフェや、駅の中に地元の高校生とジェラートショップを立ち上げ運営するなど、実践的キャリア教育活動も行っている。 現在は行政の立場として秋田県の教育委員をはじめ、男女共同参画推進員、大学の客員教授などの活動も含め、多様で幅広い分野での教育活動をしている。
昨年これまでの経験を中心に、「こどもの生きる力を育むための本」という書籍を主にお母さん向けの子育て本として出版。
一般社団法人Sail on Japan|https://sail-on-japan.com

石山 拓真(いしころ合同会社 代表社員、ディレクター、デザイナー)
都内デザインプロダクションに5年間勤務後、東京藝術大学の教育研究助手を3年間務める。その後、東京秋葉原にある3331 Arts Chiyodaを立ち上げる。2011年から地元秋田県大館市に活動の拠点を移し移住(Aターン)。ゼロダテの設立メンバーとして2007年から始まりプロジェクトリーダーとして勤務。2018年にいしころ合同会社を立ち上げ、秋田県大館市の観光・移住・商工・農業・教育・スポーツなど領域横断的にクリエイティブ業務を行う。また、MARUWWA(コワーキングスペース・シェアオフィス)を運営し、市内の空き店舗を活用したMARUWWAニコメとMARUWWA三角も運営している。2022年にTHE ODATE(地大館)という自主プロジェクトを立ち上げ、2023年JR大館駅新駅舎オープンと同時に「THE ODATE より見世」という産直ショップを運営。2021年から2024年まで大館学び大学を展開し、NPO法人の代表理事も務めた。2024年からは国登録有形文化財「桜櫓館」の運営を受託し、カフェをオープンし運営を始めた。
いしころ合同会社|https://ishicolo.com

trunk
trunkは、既存のメディアでは取り上げられないような、小さな声を発信・共有し、すべての人が生きやすい環境を目指して2021年5月から秋田市を中心に活動をしています。メンバーは会社員や学生、美術作家など。ジェンダーに関して、それぞれに活動をしていた人が集まり、互いに協力しながら個性を活かした活動を行っています。
ウェブサイト|https://sylvester-shifu.com/
Instagram|@trunk