秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

トークイベント「生業を起こす、表現を編む」

秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」。

プロジェクトを構成する取り組みの1つ「出会う」では、生活や表現、自然、食などの身近なテーマを切り口としたトーク&ワークショップを通して、頭と身体の両方を使いながら新しい知識や技術と出会います。

「出会う」第10回目となる今回は、特色ある仕事を創造し、暮らしを立て、活動を継続している3組の実践者によるトークと交流会を行います。

リサイクルショップで仕入れた古着をリメイクし、低価格で販売するファッションブランド「途中でやめる」の山下陽光さん。鳥取県を拠点にゲストハウスや飲食店を運営する他、様々なアートプロジェクトの企画・マネジメントも手掛ける「うかぶLLC」の蛇谷りえさん。 岩手県花巻市にてスケートボード協会を立ち上げ、駅前デパート地下にてスケートパーク・ショップを営む「Dprtment Skateshop Park」の佐々木大地さん。

3組の生業を起こした背景や多彩な手法、運営の中に活かされている考え方を知り、多様な仕事の作り方に触れてみましょう。

トークイベント「生業を起こす、表現を編む
日時|1月27日(土)14:00-16:30
会場|秋田市文化創造館
スケジュール|
14:00-15:00:山下さん、蛇谷さん、佐々木さんの事例紹介
15:00-15:50:ディスカッション、質疑応答
16:00-16:30:交流会
ゲスト|山下陽光(途中でやめる)、蛇谷りえ(うかぶLLC)、佐々木大地(DPRTMENT SKATESHOP PARK)
モデレーター|服部浩之(キュレーター)
定員|30名(先着順・要申し込み)
参加費|無料


○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp
主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた
令和5年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業


Profile

山下陽光(途中でやめる)

1977年長崎生まれ育ち
【途中でやめる】という名前の低価格ブランドをやってます。 ファッション界の立ち食い蕎麦屋のテンションでハンドメイドでも安価で対抗してます。 都内を中心に全国各地で唐突に直売会をやりながらひたすら酒を呑む日々です。
【書籍】:バイトやめる学校(2017 タバブックス)

大大人気ポッドキャスト番組【秋田県人しか出ない】を全話聴いた頃に、このご依頼! 秋田県に行くが楽しみで、日本酒美味くて水も美味い!どこかで趣味のわさび採りやりたいです。(撮影:山下すん)

Profile

蛇谷りえ (うかぶLLC 代表)

1984年大阪生まれ。2012年に「うかぶLLC」を設立。鳥取県は湯梨浜町にある「たみ」と、鳥取市にある「Y Pub&Hostel」を経営しながら、鳥取大学地域学部教員の合同ゼミ「鳥取大学にんげん研究会」やアートプロジェクト「HOSPITALE」のマネジメント、ショッピングセンター「パープルタウン」との協働プロジェクト「〇〇不動産プロジェクト」などの企画や運営業務をしている。

Profile

佐々木大地(SkateboarderDPRTMENT SKATESHOP PARK)

架空の理想郷イーハトーヴを生んだ宮沢賢治の故郷岩手県花巻市に、地下スケートボードショップと、屋内スケートパークを兼ね備えた “Dprtment” と、屋外公共パーク通称 “花巻パーク” を立ち上げ、スケートボード不毛の地にシーンを確立した。ショップマネージャー、イベントオーガナイザー、ビデオグラファー、インストラクター …etc 自分達の遊び場は自分達で作る。がライフスタイル。

Profile

服部浩之(キュレーター)

東京藝術大学大学院准教授。1978年愛知県生まれ。建築を学んだのちに、アートセンターなど様々な現場でアーティストの創作の場をつくり、ひらく活動に携わる。アジアの同時代の表現活動を研究し、多様な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。主な企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」。「200年をたがやす」全体監修。