PARK – いきるとつくるのにわ
ワークショップ「山のホームセンター実践編〜素材採集の土産〜」
秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」。プロジェクトを構成する取り組みの1つ「出会う(新しい知識や技術と出会うトーク&ワークショップ)」では、生活や表現、自然、食などの身近なテーマを切り口としたトーク&ワークショップを通して、頭と身体の両方を使いながら新しい知識や技術と出会います
「観察する」クリエイターの〈安藤隆一郎/身体0ベース運用法〉と秋田市の山へ行き、素材採集を行います。山を歩きながら、山の樹木や植物の観察・採集を通して山での身体感覚や知識を学び、自分ならではの「木の岐」を作ります。ワークショップ終了後、月に1回程度オンラインで制作指導を行い1月開催予定のPARK展で展示することを目指します。
秋田県内の熊被害状況等で参加者の安全を確保できないと判断し、開催は中止といたしました。それに伴い、月に1度の制作指導も中止いたします。
内容を変更し、1月開催予定のPARK展にて「木の岐」の制作ワークショップに変更し開催する予定です。
ワークショップ「山のホームセンター実践編〜素材採集の土産〜」
日時|10月29日(日)10:00-13:00 (小雨決行)
以降、オンラインで12月まで月に1度程度〈安藤隆一郎 / 身体0ベース運用法〉による制作指導を行います。ワークショップ終了後1月開催予定のPARK展に制作物を展示します。
講師|安藤隆一郎 / 身体0ベース運用法(染色作家)、佐藤清太郎(森林経営者:10/29のみ)
会場|健康の森 (秋田市内/お申し込み後、集合場所の住所をお知らせいたします。)
定員|5名 (小学生以上。小学生の方は保護者同伴であること)
参加資格|
・10/28(土)トークイベント「山のホームセンター入門編〜素材採集の土産〜」参加できること。
・加工するためにナイフ等の刃物を使用します。小学生以下の場合は保護者同伴で参加できること。
・お車での現地集合が可能な方。10/29は現地集合となります。
参加費|無料
持ち物|動きやすい服装、運動靴、軍手、ノコギリ、飲み物(周辺に自販機等はありません。事前にご用意ください。)
▶︎PARKでの〈安藤隆一郎 / 身体0ベース運用法〉の活動についてはこちら
○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp
主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた
令和5年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
Profile
安藤隆一郎(身体0ベース運用法)
2016 年より染色作家 安藤隆一郎が始動した「ものづくりの視点」から考える身体論。「身体」と「もの」との関わりから生まれる感覚、運動、機能を「0」から見直し、人間が本来持っている「身体」の運用法を見出す。その「身体」とは医学やスポーツといった専門的なものではなく、私たちの身の回りにある「身体」のこと。身体0ベース運用法はアートが持つ多様なツールを使ってそれを翻訳し、伝えることで、「身体」の消えゆく未来へ向けてその可能性を問い直す。これまでに体験型インスタレーションの制作、発表やワークショップなどをおこなう。2021 年より、京都府亀岡市を拠点に不要民具を救出し、活用するプロジェクト「民具BANK」を立ち上げ、地域に伝わってきた「身体」を見出すことを試みる。安藤は1984 年京都生まれ、京都在住。2009 年京都市立芸術大学大学院工芸科染織専攻修了。現在、同大学染織専攻講師。
Profile
佐藤 清太郎(森林経営者)
1944年秋田市生まれ。金足農業高校卒業後、実習生として長野県諏訪市で学ぶ。帰秋後、祖父の代から続く下浜の地で林業、農業、切り花などに励む。医療や高齢者福祉と森林を結び付けようと91年「秋田森の会」を結成。所有する里山約30haを「健康の森」と名付けて会員へ開放する。94年には保育園や幼稚園児を対象とした「森の保育園」を始めた。幼児から高齢者まで幅広い年齢層が訪れては森林浴や炭焼きなどを楽しんでいる。95年朝日森林文化賞、2018年第28回「みどりの文化賞」受賞。秋田市在住。