秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

トークイベント「大地をたがやす芸術実践」

秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」。秋田市文化創造館を拠点としたさまざまなプログラムを通して、人や出来事が出会い、創造的な活動の種が育まれ、表現や創造性に満ちた瞬間となって実を結び、文化の種となって街に環っていく、そのように秋田の文化的土壌をたがやしていくことを試みます。

2022年11月23日(水・祝)には、地域に根ざしたアートの可能性を探究する企画を行う青森県立美術館 学芸員・奥脇嵩大さん、集いの場の創出と文化拠点の形成を目指し活動するプロジェクトチーム・野ざらし、そして昨年、秋田市文化創造館を会場に実施した展覧会「200年をたがやす」を企画監修したキュレーターの服部浩之さんをゲストに迎えトークイベントを開催。各地で行われる文化的土壌をたがやす芸術実践を知り、多様なクリエイティビティに触れてみましょう。

■日時|2022年11月23日(水・祝)13:00〜17:00
12:45:受付開始
13:00-13:15:開始挨拶
13:15-13:40:青森県立美術館 奥脇嵩大さん 事例紹介
13:40-14:05:野ざらし[青木彬さん、佐藤研吾さん、中島晴矢さん]事例紹介  
14:05-14:15:休憩
14:15-15:15:登壇者 対談+質疑応答
–場面転換-
15:30-16:45:参加者も交えた座談会 ※野ざらしによるコーヒー提供あり
16:45-17:00:終了

■会場|秋田市文化創造館 スタジオA1
■講師|
奥脇嵩大(青森県立美術館 学芸員)
野ざらし[青木彬(キュレーター)、佐藤研吾(建築家)、中島晴矢(アーティスト)]
服部浩之(インディペンデント・キュレーター)
■定員|30名(要申込、先着順)
■参加費|無料

Profile

奥脇嵩大(青森県立美術館 学芸員)

1986年埼玉県生まれ。青森県立美術館学芸員。京都芸術センター・アートコーディネーターや大原美術館学芸員を経て2014年から現職。ミュージアムの諸活動やキュレーションの実践を手がかりに、形と命の相互扶助の場をつくることに関心をもつ。これまでの主な企画に「光の洞窟」(2014-15、KYOTO ART Hostel kumagusuku)、「青森EARTH2016 根と路」、「アグロス・アートプロジェクト2017-18:明日の収穫」「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」(すべて青森県立美術館)など。主な論考に「アーティストの人類学的実践とは」(『美術手帖2018年6月号』)など。現在、青森県立美術館にてプロジェクト「美術館堆肥化計画」を進行中。
https://www.aomori-museum.jp/schedule/11031/

Profile

野ざらし 青木彬(インディペンデント・キュレーター、一般社団法人藝と)

1989年東京生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。社会的養護下にある子供たちとアーティストを繋ぐ「dear Me」企画・制作。まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア! —生き方がかたちになったまち—」ディレクター。「KAC Curatorial Research Program vol.01『逡巡のための風景』」(2019, 京都芸術センター)ゲストキュレーターなど。

Profile

野ざらし 佐藤研吾(建築家)

1989 年神奈川県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻修士課程修了。一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校In-Field Studio/荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社に所属。同村では古書店とコーヒーショップも運営中。
https://korogaro.net/

Profile

野ざらし 中島晴矢(アーティスト)

1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。 現代美術、文筆、ラップなど、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。現在、美学校「現代アートの勝手口」講師。 主な個展に「オイル・オン・タウンスケープ」(NADiff Gallery, 2022)「東京を鼻から吸って踊れ」(gallery αM, 2019-2020)、キュレーションに「SURVIBIA!!」(NEWTOWN, 2018)、グループ展に「TOKYO2021」(TODA BUILDING, 2019)、アルバムに「From Insect Cage」(Stag Beat, 2016)、単著に『オイル・オン・タウンスケープ』(論創社, 2022)など。
撮影: MATSUKAGE

Profile

服部浩之(インディペンデント・キュレーター)

秋田公立美術大学大学院非常勤講師。東京藝術大学大学院准教授。1978年愛知県生まれ。建築を学んだのちに、アートセンターなど様々な現場でアーティストの創作の場をつくり、ひらく活動に携わる。アジアの同時代の表現活動を研究し、多様な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。主な企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」。「200年をたがやす」全体監修。

▶︎「PARK – いきるとつくるのにわ」についてはこちら


【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。
・感染拡大の影響により内容の変更、中止となる場合がございます。

○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp

主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた(芦立さやか、藤本悠里子)