トークイベント「食べること、社会の中で生きること」
秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」。秋田市文化創造館を拠点としたさまざまなプログラムを通して、人や出来事が出会い、創造的な活動の種が育まれ、表現や創造性に満ちた瞬間となって実を結び、文化の種となって街に環っていく、そのように秋田の文化的土壌をたがやしていくことを試みます。
2022年10月22日(土)には、『なぜふつうに食べられないのか:拒食と過食の文化人類学』『他者といきる リスク・病い・死をめぐる人類学』の著者・磯野真穂さんをゲストに迎え、トークイベント「食べること、社会の中で生きること」を開催します。磯野さんのレクチャーやキュレーター・心理療法士として活動する西原珉さんとの対談を通して、「食べること」や「社会の中で生きること」について私たちがどのように受容/拒絶しているのか考えてみましょう。
■日時|2022年10月22日(土)14:00〜16:00
13:30 受付開始
14:00-14:10|開始挨拶
14:10-14:50|磯野真穂さんレクチャー
14:50-15:40|対談(磯野真穂さん+西原珉さん)
15:40-16:00|会場からの質疑応答
16:00|終了
■会場|秋田市文化創造館 スタジオA1
■講師|磯野真穂(人類学者)、西原珉(キュレ—ション、ライター、心理療法士)
■定員|40名(要申込、先着順)
■参加費|無料
Profile
磯野真穂(人類学者)
独立人類学者。専門は文化人類学・医療人類学。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。身体と社会の繋がりを考えるメディア「からだのシューレ」にてワークショップ、読書会、新しい学びの可能性を探るメディア「FILTR」にて人類学のオンライン講座を開講。著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)などがある。
(オフィシャルサイト:www.mahoisono.com / Blog: http://blog.mahoisono.com)
Profile
西原珉(キュレ—ション、ライター、心理療法士)
現代美術分野のライター、評論、キュレーションで活動した後、渡米。アートマネージメントをしつつ、ロサンゼルスの福祉事務所でソーシャルワーカー兼メンタルヘルスセラピストとして働く。個人・グループ対象に認知行動療法、危機介入、家族療法、芸術療法、遊戯療法を含むセラピー全般を行うほか、低所得者住宅、DVシェルターなどでソーシャルワークとしてのアートプロジェクトを企画実施。2018年から日本に戻ってアートとレジリエンスに関わる活動を試行中。2021年より秋田公立美術大学教授。米国カリフォルニア州臨床心理療法士免許。
▶︎「PARK – いきるとつくるのにわ」についてはこちら
【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。
・感染拡大の影響により内容の変更、中止となる場合がございます。
○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp
主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた(芦立さやか、藤本悠里子)