秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

クリエイター・イン・レジデンス 2024
mizutama練習プロジェクト

10デイズ ランスルー

ランスルーとは舞台用語で「通し稽古」を意味します。
秋田市文化創造館内の様々な場所や機材等を活用し、日頃から「こんなことやりたいな」と思っている方の気持ちに応えて、アーティストmizutamaと一緒に試行し練習する10日間。
参加者、協力者随時大募集!

チラシデザインも練習します(アート・ディレクション:廣畑潤也)

国内外でクリエイターやアーティストが滞在制作を行う「レジデンスプログラム」が数多く運営されています。秋田市文化創造館もそのうちの一つで、これまでプログラムの内容や選考の方法など、他と差別化すること、常に更新することを試みようとしてきました。

2024年度は、大阪でアートスペース「FIGYA」を個人で運営し、国内外のアーティストと交流を重ね、表現の場をひらくなど、多様な活動を展開するアーティストのmizutamaを招き、文化創造館だからできるオリジナルのレジデンスプログラムを模索します。これまで文化創造館が取り組んできたこと、既存のレジデンスプログラムの長所と短所、秋田ならではの環境など、さまざまな要素や物事を踏まえ、クリエイターと運営者の両方の目線をもつmizutamaと一緒に、何ができるかを考え、遊びながら、少しずつ練習していきます。

mizutama練習プロジェクト -10デイズ ランスルー-

開催期間:2024年11月7日(木)-17日(日)
時間:9:00-21:00
会場:秋田市文化創造館 館内外各所
活動拠点:秋田市文化創造館 2Fホール
参加費:無料
予約不要

主な練習内容

・冬に「たいよう」をつくるスタジオA1の大空間に創造館の照明を駆使してひだまりが作れるか練習11/7、8
・チラシの作り方を練習する当プロジェクトのチラシづくりを来館者と共に練習随時
・相談の相談相談の受け答え方法がわからない人のために当館長とともに練習します11/9 15:00-18:00
・そうだんご(団子と共に)お団子を食べながらゆるく相談してみる練習を行います
企画:高升梨帆(秋田公立美術大学大学院一年生)
11/13 10:00-14:00
・凧を飛ばして熊鈴を鳴らす敷地内で熊鈴をつけた凧を飛ばして、熊が来た時に備えます晴天時
・ライブ with 100キッチンタイマーキッチンタイマーを創造館内に複数人が隠し、探し当てるゲーム、見つからないと音が鳴り始めるライブが始まります。随時
・鐘の音を聞く周辺の教会やお寺の鐘の音を素敵に聞く方法を練習します随時
・展示の練習1時間1平米5円で借りることができる創造館の特徴を活かして、展示を実施したり、什器の使い方、動線の検討、原状復帰する方法を練習します随時
・方言でアーティストトーク方言を遠慮しないで使用し、自分のアイデンティティを表に出し切る練習をします未定

開催日は都合により変更になる場合がございます。
練習内容は希望に応じて随時追加します。参加者、協力者も随時募集!

ラジオ放送

当日の練習を振り返るゆるやかなトークをほぼ毎日更新していきます。

noteでの記録

秋田公立美術大学大学院生の高升梨帆さんがこのプロジェクトを毎日記録します。

ふりかえり練習(展示とゲストとランスルーラストデイ)

開催日時:2024年11月17日(日)10:00-19:00
会場:秋田市文化創造館 2F スタジオA1ほか
観覧料:無料
予約不要、入退場自由

10日間の練習の記録を展示するほか、開催時間中の0分に様々なパフォーマンスの練習が10分程度行われます。

Profile

mizutama(みずたま)

岡山県出身、大阪市此花区在住。美術や音楽などジャンルを超えて様々な表現活動を行う。
2012年より大阪市此花区梅香に位置する共同アトリエ「此花メヂア」に入居して以降、その地を活動の拠点とする。2013年に同地でアートスペース「FIGYA」の運営を開始し、多くのアーティストの表現、交流の場として開かれ、昨年10周年を迎える。2016年よりフィリピンを中心に、東南アジアで展示、パフォーマンス活動を始め、2019年マニラで開催されたメディアアートフェスティバル『WSK』に参加。最近は、京都を拠点に活動しているダンスカンパニー「neji&co.」にサウンド担当としても参加。
ほかにも平成29年度 芸術文化魅力育成プロジェクト「Osaka Creative Archipelago」で若手アートプロデューサーに選ばれるほか、東南アジア アートレジデンシー会議「Southeast Asian Art Residencies Meeting 2018」にFIGYA代表として参加するなど、アーティストの枠に収まらない活動を展開している。
FIGYA:https://www.figya-jp.com/

主催・お問い合わせ
秋田市文化創造館(指定管理者:NPO法人アーツセンターあきた)
TEL 018-893-6424 
E-mail program@akitacc.jp

イベント・プロジェクト

【内容変更のお知らせ】みんなのはたけ「秋の収穫×落ち葉拾いまつり」

【内容変更のお知らせ】みんなのはたけ「秋の収穫×落ち葉拾いまつり」

日時:2025年12月20日(土) 15時30分〜
場所:1階コミュニティスペースN6,N7(キッチンのあるところ)
内容:創造館で8月から栽培していたさつまいもの試食を行います。

関係作りを学ぶ!現場で使える契約講座

関係作りを学ぶ!現場で使える契約講座

NPO法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(通称ON-PAM)では、文化庁からの委託を受け令和4年度から3年間「関係づくりを学ぶ!『現場で使える契約講座』〜舞台芸術関係者対象〜」を実施してきました。今年度も舞台芸術をはじめとするアートの現場に携わる皆さんが、創作の過程においてストレスのないコミュニケーションを行うための知識や方法を身につけるため、国内各地で模擬交渉ワークショップを開催します。更に、各地域の課題やニーズに応えるミニレクチャーも実施。これまで参加されたことのある方にもアップデートした内容となっています。

多様な立場からみた「適正な」契約関係を参加者の皆さんとともに考える講座です。どうぞご参加ください!

秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻展「湧水地点」

秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻展「湧水地点」

森は、無数の生命が互いに響き合う場です。 一本の木も、一本の菌糸も、単独では存在できず、関係の網のなかで生きています。 この「森」というモデルを通して、私たちはものづくりの根源にある共存と変容の哲学を見つめ直します。 秋田の森で育まれた素材と、スウェーデンの森に息づく思想。それらが出会い、交わるとき、地理や文化の境界を超えた生命の対話が生まれます。それは、素材が形を変え、価値が再定義されていく、創造の連鎖でもあります。 「湧水地点」は、異なる流れが出会い、新しい命を生み出す場所です。 私たちは、森のように多層的で、有機的で、そして不完全な美を受け入れながら、次の創造へと向かうエネルギーを、静かに育てています。