秋田市文化創造館

レポート

まちなかでカタルバーを開催するための会議
レポートvol.3

日時:2024年11月24日(日)17:30〜18:30
主催:秋田市文化創造館

秋田市文化創造館では、カタルバーの仕組みをより多くの方に活用いただけるよう、また創造館以外のまちなかや他の施設でも、誰もが主体的にカタルバーを開くことができる仕組み(オープンソース化)を検討しています。
これに際して、これまで一日店主を務めた皆さんと“まちなかでカタルバーを開く仕組みを考える”カタルバーを3回に分けて開催します。
今回は第3回目の様子をレポートします。


Step1 手引き、使用できる素材(仮)を提案

前回までのミーティングをもとに、スタッフが「まちなかカタルバーの手引き」(仮)と自由に活用できるチラシや看板のデザインデータを作成しました。

※上記のボタンからダウンロードできる資料は、2024年11月24日に作成した仮のものです。


Step2 質疑応答

今回はスタッフへの質問よりも、参加者同士で意見を交換し合う場面が多く見受けられました。その様子を一部抜粋します。

話し合いの末、具体的な制限事項は設けすぎず、目的を一文入れる。そして参加費を取ることは認めることにしました。


Step3 共有データの確認


Step4 話したことの共有

グループでの話し合い終了後、代表者からそれぞれのグループで挙がった意見を発表します。

グループ①
・申し込みの際に個人情報を入力してもらい、怪しい人じゃないか創造館に判断していただきたい。
・一日店主の心構えに関して、「相手の気持ちを無視した発言や行動などがあれば、無理のない範囲でお声がけください」とあるが、表現が曖昧。誰に何を声がけするのかもう少し書いて方が良いと思いました。
・カタルバー+映画、カタルバー+模型のような形で、今後も街中でのイベントが発展していくようなフォーマットになることを見据えて動き出したら良いですね。

グループ②
・原則非営利であること、カタルバーの目的を初めの方に明記する。
・ルールは何かあったら増えるものだから、まずはやってみたら良いと思います。
・「まちなかカタルバー(仮称)」というタイトルだと、創造館や他の施設で開催するイメージが付きづらいので、他のタイトルにするか、創造館で開催しても良いと明記するのが良いと思いました。

グループ①で話したこと
グループ②で話したこと

今回は「まちなかカタルバー(仮称)」の手引きを中心に話し合いました。細かい項目はもちろん、カタルバーらしさを残しつつ、ルールを設定するにはどうすれば良いのか。スタッフへの質問や意見よりも、参加者間で意見が飛び交っていたのが印象的でした。今回の話し合いで、開催に向けて大きく前進したと思います。
手引きは一度持ち帰り、ブラッシュアップしたものを完成版とします。完成版の手引きを使って、1〜2月にプレ開催を行う予定です。


2025年8月18日更新
これまで参加者の皆さんと検討してきた「誰もがどこででもカタルバーを開く枠組み」が、「どこでもカタルバー」としてスタートしました。

編集|白田 佐輔(秋田市文化創造館)