秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト


塩野米松さんに学ぶ
「聞き書き術」

2025.7.20-7.21

すべての文章の基本である「聞き書き」。
この夏、秋田市文化創造館では作家の塩野米松氏を講師としてお招きし、
「聞き書き」の基本的な心得や技術を学ぶ機会を設けます。
塩野氏による授業をはじめ、インタビューや文字起こし、原稿執筆までの実習を通じ、
「聞き書き」について学びを深める2日間です。
ぜひご参加ください。

開催概要

日時| 2025年7月20日(日)10:15~16:00、7月21日(月・祝 )10:00-18:00
会場|秋田市文化創造館2階 スタジオA1
料金|3,000円(2日間|税込)※当日現金でお支払いいただきます。
申込|参加条件をご確認の上、 申込フォームもしくは電話 (018-893-6424)までご連絡ください。 ※応募締切 7月10日 18:00まで募集を締め切りました。

授業内で話をしてくださる方々|
加藤誠士さん(新政酒造株式会社 原料部 部長)
加藤直哉さん(ISUKA/雲の巣)
髙𣘺⾹澄さん(金工師・秋田銀線細工職人)
東 穂高さん(ガラス作家)
斉藤 健さん(弦楽器職人)
藤 浩志さん(美術家)
詳細はこちら

主催|秋田市文化創造館
後援|秋田県、秋田市、秋田県教育委員会、秋田市教育委員会


こんな方に授業を受けてほしい
・取材、インタビューすることに興味があり、ライターを目指している
・エッセイ、小説などを書きたいと思っている
・自分のまち/ 地域のこと、民俗、生活に関心があり、記録しておきたいと思っている

参加条件  ※すべてに当てはまることを必ずご確認の上、お申し込みください
・「聞き書き」の心得や方法の話を聴きにくるだけでなく、実習もできる方
・ ICレコーダー(スマートフォンの録音機能も可)とイヤフォンを持っている方
・ 事前に配布する資料「塩野米松流 聞き書き術」に目を通してくること
・ パソコンをお持ちで、支援なしで操作できる方(当日ノートパソコンをお持ちいただくか、ご自宅でデスクトップパソコンをご使用ください)


「聞き書き術」授業内容の例

7月20日(日)
・10:15-11:45 塩野さんによる授業「聞き書きとは何か」
・13:00-14:30 5人1組のチームとなり、質問を作る
・14:45-16:00 チームでインタビューをする
・16:00 終了予定

※各チームにおひとり、お話をお聞きするゲストを迎え、チームでインタビューをします。
ゲストは決定次第お知らせします。→7月20日(日)に「話し手」としていらしてくださる方々が決定いたしました。

7月21日(月・祝)
・10:00-11:00 インタビューの音声を文字起こしする
・11:00-12:00 文字起こししたテキストデータを合わせ、チームで共有する
・13:00-15:00 塩野さんによる授業「原稿のまとめ方」
・15:00-18:00 原稿の編集作業をする
・18:00 終了予定

※1人15分ずつチームで分担して文字起こしをします。
※文字起こしと原稿の編集はご自宅での作業も可能です。(10:00-11:00 / 15:00-18:00)

8月21日(木)
・18:00まで メールにて原稿提出

※塩野さんも各チームの文字起こしをもとに原稿をまとめ、参加者と共有します。
※参加人数により、授業の時間・内容を変更することがあります。


Profile
塩野米松(しおの よねまつ)

1947年秋田県角館町(現仙北市)生まれ。東京理科大学理学部応用化学科卒業。アウトドア雑誌の企画・構成に携わるかたわら執筆活動に入る。文芸作家として芥川賞候補4回。絵本『なつのいけ』(村上康成絵、ひかりのくに)で2003年に日本絵本賞大賞受賞。聞き書きによる著書多数。『木のいのち木のこころ<天・地・人>』(西岡常一、小川三夫との共著/新潮文庫)、『手業に学べ 心』『手業に学べ 技』(共にちくま文庫)など。全国各地を旅しながら、伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。毎年約100名の高校生が森や山、海などの名人に聞き書きを行うプロジェクト「聞き書き甲子園」を発起し、講師を第1回から今年度の24回までつとめてきた。仙北市の中学校でも「聞き書き」の指導に20年間尽力している。また今年度で12回となる「ふるさと秋田文学賞」の最終選考委員を初回からつとめている。

撮影:石川直樹

ポスターデザイン:牧野心士

主催・お問い合わせ
〒010-0875 秋田県秋田市千秋明徳町3-16
秋田市文化創造館(指定管理者:NPO 法人アーツセンターあきた)
電話|018-893-6424 (9:00-21:00 / 火曜日休館 ※休日の場合は翌日)
メール|program@akitacc.jp (熊谷 / 小野地)


イベント・プロジェクト

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焼いている間は、屋外にて大人も子供も楽しめるレクリエーションゲーム「落ち葉拾い大会」で体を温めましょう。プランターの土の片付けも合わせて行います。共にはたけ仕事を行ってきたメンバーの参加も、初めての方の参加も大歓迎!