秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

「未来の生活を考えるスクール」第10回

「未来の生活を考えるスクール」では、今よりちょっと先の生活を考えるためのトークイベントやワークショップ等を開催し、新しい活動のステップとなるような機会を目指しています。
2023年2月25日(土)には第10回「『わたしの』介護を見つめてみる」を開催します。

第10回 「わたしの」介護を見つめてみる

家族や近しい人たちで抱えることも多く、外には話しづらい雰囲気もある介護のこと。自分で自分を/誰かを介護すること、誰かに介護されることは、時期を問わず誰にでも起こりえます。

自主制作の雑誌『かいごマガジン そこここ』を発行している一条道さん、全国各地でZINEワークショップを行っている吉田朝麻さんをゲストに迎え、トークとZINE作りワークショップを行います。トークでは、一条さん・吉田さんの介護と日々のこと、お二人の制作・表現活動のことをお聞きしながら、参加者の皆さん「それぞれの」介護、ケアについて考えを巡らせる時間になればと思います。ZINEを作り、共に味わうことで肩の荷がおりたり、楽しみを見出すことができるかもしれません。

まさに渦中にいる人、渦中にいた人、そろそろ気になり始めた人、どなたでもご参加ください。

*ZINEとは?
個人の自主的な表現やコミュニケーションを目的とした小さなメディア。形式は自由で、「自分が作りたいから作る」紙もの全般を指します。出来上がったものを誰かに見せたり交換したりすれば、個人と個人が能動的につながる場にもなるでしょう。

*かいごマガジン『そこここ』とは?
介護を「身体や心の調子が悪くなった人に寄り添ってお世話すること」と捉え、さまざまな家庭の介護のありさま、体が弱ったペットとの生活、カウンセリングの体験談、「介護あるある」のエッセイなど、ひとことでは言い切れない「介護」の多面性が表現されています。

■日時|2023年2月25日(土)※どちらか一方のみの参加も歓迎します!
10:30〜12:00 一条さん・吉田さんトーク
13:30〜17:00 ZINE作りワークショップ
◎ワークショップでは、参加者全員で1冊のZINEを作ります!
テーマ「ケア、介護、お世話、お手入れ、気配り、誰かを何かを気にかけること について」
◎ワークショップ持ち物:使いたい筆記用具、使いたい写真や切り抜き・シールなどの素材(あれば)
※紙・鉛筆・黒のボールペンは用意します。もちろん手ぶらでもOKです!

■会場|秋田市文化創造館 1階コミュニティスペース

■定員|トーク:30名、ワークショップ:20名(どちらも要申込、先着順)
※【2月16日申し込み〆切】手話通訳・託児サービスがあります(要申込、先着順)。

■参加費|無料


○申し込み方法
参加をご希望の方は、下記のフォームもしくはお電話(018-893-6424)にてお申し込みください。

Profile

一条 道(いちじょう みち)
『かいごマガジン そこここ』編集・発行。35歳のときに父を自宅で看取り、現在は母の介護をしながら生活。自分でなにかしてみたいと、身近だった介護をテーマにしたzineを制作することに。昨年2号を発行し、全国の本屋、喫茶店、バーなどで発売している。横浜市にある喫茶店「喫茶橙灯」のフリーペーパーで自身の介護生活について連載中。

Profile

吉田 朝麻(よしだ あさお)
京都出身。京都市立芸術大学美術学部デザイン科プロダクトデザイン専攻卒。2012年より自主制作メディアZINE(ジン)等の印刷物制作やワークショップ、場作りを行う名義「ZING」(ジング)として活動する。静岡県浜松市にて2022年11月よりリソ印刷ZINE制作スタジオ&ショップ「プスプス byZING」を運営する。また2003年からの音楽活動名義「マッスルNTT」や箏奏者とのユニット「オコトロン」、障害福祉事業所のメンバーとのバンド「とびうお」等の音楽活動も行う。


○問い合わせ先
秋田市文化創造館
電話:018-893-6424(9:00~21:00/毎週火曜休館)
メール:program@akitacc.jp

主催|秋田市文化創造館
イラスト|石川飴子
グラフィックデザイン|伊藤靖史(Creative Peg Works)

【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。