秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

「未来の生活を考えるスクール」第9回

「未来の生活を考えるスクール」では、今よりちょっと先の生活を考えるためのトークイベントやワークショップ等を開催し、新しい活動のステップとなるような機会を目指しています。
2022年12月18日(日)には第9回「まちが終わること、続くこと」を開催します。

※タイムテーブルを変更いたしました(12月5日)

第9回 まちが終わること、続くこと

縮小高齢社会における地域づくりやサステイナビリティ教育など、新しい発展や豊かさの定義を研究する国際教養大学准教授の工藤尚悟さん、「変化にもっと優しく」という理念を掲げ、地域の変化をありのまま受け止めていくことのできる状態をめざすNPO法人ムラツムギ共同代表理事の前田陽汰さんをゲストに迎え、トークを行います。

どんなものも始まりがあれば、終わりがある。きっとそれはまちも同じ。けれど、まちのこれからを話す場面では、まちが続いていくことが前提とされていることが多い不思議。もちろんまちは続いてほしい。でも、少子高齢化・人口減少の影響をいろいろな場面で感じるようになった今、「まちはこれからも当たり前に続いていくのだ」という暗黙の了解が、まちで暮らしたり・関わったりする人々を苦しめてはいないでしょうか。

そもそも、まちが続くことってどういうこと?まちが続くことを願ってしまうのはなぜだろう?まちが終わることってあるの?…正解なんてきっとない、まちのこれからのことをゲスト2人のお話を聞きながら考えます。

■日時|2022年12月18日(日)13:00〜15:30

■タイムテーブル|
12:45 受付開始
13:00-13:10 はじめに
13:10-13:40 前田陽汰さんレクチャー
13:40-14:10 工藤尚悟さんレクチャー
14:10-15:00 対談&考えてみるワーク
15:00-15:25 質疑応答
15:25-15:30 さいごに
★イベント終了次第17:30までカタルバー開催!

■会場|秋田市文化創造館 2階スタジオB
■定員|25名(要申込、先着順)
※託児サービス・手話通訳があります(要申込/申込〆切|12月8日)
■参加費|無料

【申し込み方法
参加をご希望の方は、下記のフォームもしくはお電話(018-893-6424)にてお申し込みください。


\\ カタルバー開店! //
未来の生活を考えるスクールが終了後、誰かと語り合うだけのバー「カタルバー」が開店します。未来の生活を考えるスクールに参加して考えたことを語り合うもよし、じっくりと自分の考えを整理したりもよしです。
会場|2階カウンター
参加費|無料(申込不要)
時間|スクール終了次第17:30まで開催。


Profile

工藤尚悟
国際教養大学国際教養学部グローバル・スタディズ領域・准教授。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(博士・サステイナビリティ学)。南アフリカ・フリーステート大学アフロモンテーンリサーチユニット客員研究員。専門は、サステイナビリティ学、開発学、教育学、地域づくり。秋田と南アフリカ・ザンビアの農村地域を行き来しながら、異なる風土にある主体の邂逅から生まれる“通域的な学び(Translocal Learning)”というコミュニティ開発の方法論の構築に取り組んでいる。秋田県能代市出身。近著に『私たちのサステイナビリティ:まもり、つくり、次世代につなげる』岩波書店。

Profile

前田陽汰
島根県隠岐郡海士町で3年間生活する中、人口減少が著しい地域を目の当たりにし、地域活性化や人口増加といった成長至上主義では日本は持たないことに気づく。それから家や山などの私財、寺や学校といった公共財、地域そのものの畳み方に関心を持ち、慶應義塾大学にて「物事の畳み方」をテーマに研究活動を行う。研究の中で、これから日本に訪れる「撤退戦」に備えるには縮小や衰退を含む「変化」にもっと優しい眼差しを向ける必要があると考え、「変化にもっと優しく」というビジョンを掲げるNPO法人ムラツムギを立ち上げる。


※タイムテーブルを変更いたしました(12月5日)

○問い合わせ先
秋田市文化創造館(担当:齊藤)
電話:018-893-6424(9:00~21:00/毎週火曜休館)
メール:program@akitacc.jp

主催|秋田市文化創造館
イラスト|石川飴子
グラフィックデザイン|伊藤靖史(Creative Peg Works)

【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・状況に応じたマスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。