「未来の生活を考えるスクール」第7回
「未来の生活を考えるスクール」では、今よりちょっと先の生活を考えるためのトークイベントやワークショップ等を開催し、新しい活動のステップとなるような機会を目指しています。
2022年7月9日(土)には第7回「誰かと一緒に生きていくための表現」を開催します。
第7回 誰かと一緒に生きていくための表現
1990年代半ばの東京で実践された共同保育の試み「沈没家族」で育ち、その試みを振り返るドキュメンタリー映画を監督した加納土さん、ユニークな方法で他者と関わることを「アート」と捉え、音楽や言葉を手立てに、全国の市街地、福祉施設、学校、復興団地などで文化活動を手掛けてきたアサダワタルさんをゲストに迎え、映画『沈没家族』の上映とトークを行います。
例えば、「家族だから、○○だから、××しなければいけない」と役割に固定されてしまうこと。他の誰にも代えがたいことは時に喜ばしく、時に苦しいこともあるでしょう。しかし、そういった役割が外れた時にこそ生まれるコミュニケーションや表現があるとしたら、ひとつの希望になりえます。
伝えなければ消えてしまうような日々の生活・プライベートな体験を形にして誰かに共有してみること、そこに宿る創造性について、誰かを巻き込み、巻き込まれながら誰かと一緒に生きていくことについて…などなど、お二人のこれまでの活動からお聞きします。
○映画情報
『沈没家族 劇場版』
[2018年/日本/カラー/93分]
監督・撮影・編集: 加納土
予告編はこちら
■日時|2022年7月9日(土)13:00〜16:45
12:45 受付開始
13:00-14:30 映画『沈没家族』上映
15:00-15:30 加納土さんレクチャー
15:30-16:00 アサダワタルさんレクチャー
16:00-16:30 加納さん・アサダさん対談
16:30-16:45 質疑応答
16:45-17:30 交流会 ※希望者のみ
■会場|秋田市文化創造館 2階スタジオA1
■定員|30名(要申込、先着順)※【6月29日申し込み〆切】託児サービスがあります(要申込、先着順)。 締め切りました。
■参加費|無料
○申し込み方法
参加をご希望の方は、下記のフォームもしくはお電話(018-893-6424)にてお申し込みください。
Profile
アサダワタル
1979年生まれ。これまでにない不思議なやり方で他者と関わることを「アート」と捉え、音楽や言葉を手立てに、全国の市街地、福祉施設、学校、復興団地などでプロジェクトを行う。2009年、自宅を他者にゆるやかに開くムーブメント「住み開き」を提唱し話題に。著書に『住み開き増補版 』(ちくま文庫)、『ホカツと家族』(平凡社)、『想起の音楽』(水曜社)、CDに『福島ソングスケイプ』(Granny Rideto)など。2022年から近畿大学文芸学部教員。博士(学術)。
Profile
加納土
1994年生まれ。1歳~8歳の間を東京で母、加納穂子がはじめた共同保育の試み「沈没家族」のもとで過ごす。8歳からは母親と二人で東京、八丈島に移住。その後、武蔵大学社会学部の卒業制作として「変な家族」で育った自らのルーツを探すドキュメンタリー『沈没家族』を制作する。
2019年、卒業制作を新たに劇場公開用に再編集し全国の映画館で公開する。2020年、筑摩書房から書籍『沈没家族 子育て、無限大。』が出版。
○問い合わせ先
秋田市文化創造館
電話:018-893-6424(9:00~21:00/毎週火曜休館)
メール:program@akitacc.jp
主催|秋田市文化創造館
イラスト|石川飴子
グラフィックデザイン|伊藤靖史(Creative Peg Works)
【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。