秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

緊急開催トークイベント「クマと人の共生を学ぶ」

2025.12.15 mon

市街地や住宅地など里山を越えて頻繁にクマが出没する現状を受け、秋田のクマの生態、狩猟文化、野生動物と人の共生とは何か、事例を挙げながら多元的に話し合います。

第①部 基調講演 13:00 ~ 14:30 (90分)

近藤麻実(秋田県自然保護課)、田口洋美(一般社団法人狩猟文化研究所) 

ーー秋田のクマの出没傾向とその対策、いまクマが生息域を拡大する事情について。

第②部 トークセッション 14:40 ~ 16:10 (90分)

石川直樹(写真家)、角幡唯介(探検家・作家)、服部文祥(登山家・作家)

ーー極地への旅や生きるための狩猟という実践を通じた、動物と人の生死をめぐる考察。

第③部 ディスカッション 16:20 ~ 17:10 (50分)

ーー質疑(客席含む)を契機にした登壇者全員による意見交換。

※関連書籍の販売とサイン会があります

開催概要

日時:2025年12月15日(月)13:00〜17:10
会場:秋田市文化創造館 2階 スタジオA1 
定員:100名(無料・要予約)
主催:秋田市文化創造館
後援:秋田県、秋田魁新報社
予約・問合先:018-893-6424

●登壇者プロフィール

○近藤麻実さん(秋田県自然保護課)
三重県津市出身。岐阜大学農学部獣医学科(現在の応用生物科学部共同獣医学科)を卒業後、北海道の研究機関に就職。ヒグマの生態調査や被害対策を行う。2020年に秋田県自然保護課に着任し、ツキノワグマの被害対策にあたるほか、クマに関する正しい知識を伝える普及啓発にも取り組んでいる。

○田口洋美さん(一般社団法人狩猟文化研究所)
1957年、茨城県那珂郡東海村に生まれる。狩猟文化研究所代表。東北芸術工科大学名誉教授。90年「ブナ林と狩人の会:マタギサミット」を発起、主宰幹事。豊かな森林が育む生物多様性を基盤とした先人の狩猟採集活動について歴史社会的な文脈を重視しながら技術や行動といった具体的視点から研究。近年はロシア極東、シベリア地域の先住民族研究や野生動物の保護管理問題に着手している。著書に『新編越後三面山人記 ─マタギの自然観に習う─』、『マタギを追う旅─ブナ林の狩りと生活』、 『クマ問題を考える 野生動物生息域拡大期のリテラシー』など多数。

○石川直樹さん(写真家)
1977年、東京都生まれ。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まで旅しながら作品を発表し続けている。写真集『NEW DIMENSION』、『POLAR』により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』により土門拳賞、『EVEREST』、『まれびと』により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』、『極北へ』、『秋田』(伊藤俊治氏との共著)、最新刊『最後の山』など多数。展覧会多数。2024年10月、世界8000メートル 峰14座すべての登頂を果たした。

○角幡唯介さん(探検家・作家)
1976年、北海道芦別市生まれ。極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅するエスキモースタイルの長期旅行を実践。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやって来た』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『地図なき山 日高山脈49日漂泊行』、最新刊『43歳頂点論』。

○服部文祥さん(登山家・作家)
1969年、横浜市生まれ。山岳雑誌「岳人」編集員。K2登頂や剱岳・八ツ峰北面、黒部別山東面の初登攀といった実績をもつ。99年からは長期山行に装備と食料を極力持ち込まず身一つで挑む「サバイバル登山」を実践。近年は廃山村に残る民家で狩猟と自給自足の生活を試みている。著書に梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した『ツンドラ・サバイバル』、三島由紀夫賞候補作『息子と狩猟に』。ほかに『山旅犬のナツ』、『いのちのうちがわB面』(石川竜一氏との共著)、『北海道犬旅サバイバル』、『今夜も焚き火をみつめながら』など多数。

イラスト・デザイン:牧野心士

問合先
〒010-0875 秋田県秋田市千秋明徳町3-16
秋田市文化創造館
電話|018-893-6424 (9:00-21:00/火曜日休館 ※祝日の場合は翌日)
メール|program@akitacc.jp (熊谷)