秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

読んで書く、冬の1DAYワークショップ
本を通じて自分と出会い直す

秋田市文化創造館では変化・変身することをテーマにしたプロジェクト「~になるためのトライアル」を開催中。その一環として、秋田にて本にまつわるイベント企画等を行う加藤大雅さんを迎え、『読んで書く、冬の1DAYワークショップ -本を通じて自分と出会い直す-』を開催します。

撮影:星野慧 / Satoru Hoshino

―これは遺産であり、僕の過去なのだ。僕の人生の一部なのだ。

人は変わらずにはいられません。時間が、場所が、出来事が、日常の積み重ねが変化を促す。その結果、何かに「なる」ことは必然とも言えます。では、とめどない流れの中で過去に目を向けて、自分がどう「あった」のかを認めることも大切なのではないかと思うのです。
本プログラムでは、「思い出」をテーマに「読み書き」することを通じて、ふだん意識することのない深い部分に潜り、自分にとって大切なものごとをすくいとる体験を参加者全員で共有します。

「読む」では、短編小説を読み、作品から受けた印象や疑問、想起された個人的な経験を参加者同士でざっくばらんに語らいます。
「書く」では、過去の記憶をたぐり、ひとつの思い出について参加者それぞれにエッセイ(自由な形式で気軽に自分の意見を述べた文章) を書き、それを持ち寄ってその内容や書くことについて話し合います。
「読み書き」は人生をより良く生きるためのツールです。篭りがちな冬にこそ向き合ってみてはいかがでしょうか?文化創造館にてお持ちしています。


読んで書く、冬の1DAYワークショップ本を通じて自分と出会い直す
日時| 2024年2月11日(日)10:00 〜18:00
場所| 秋田市文化創造館
スケジュール|
10:00-12:00:①読む(読書+読んだ本についての座談)
12:00-13:00:休憩
13:00-16:00:②書く(書くためのレクチャー+各自執筆)
16:00-18:00:③まとめ(書いたものを持ち寄っての座談)
定員|6名(先着申込順)、参加費無料
企画|加藤大雅
お申し込み|申込フォームもしくはお電話(018-893-6424)にてお申し込みください。
※複数名で参加を希望される場合は、お一人ずつお申し込みください。

Profile

加藤 大雅(かとう たいが)

編集と本屋的活動。屋号として「すく」を掲げ、ブランディングや事業開発、まちづくりなど様々な分野で広義の編集を行う一方で、書籍の販売や読書会の開催、本にまつわるイベントの企画など店舗を持たないかたちで活動を行っている。2023年秋に秋田市の交点にて「BOOK&WEEKEND FES 2023―読み聴き書く秋の9日間」を開催。


■「〜になるためのトライアル」について

2023年、秋田市文化創造館では「〜になる」をテーマに、さまざまなトライアルに取り組みます。本イベントは「〜になるためのトライアル」の一環として、秋田に暮らす人々と共に企画を考え、実践する試みです。
▶︎ 詳細はこちら

○問い合わせ先
秋田市文化創造館(指定管理者:NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424(9:00~21:00/火曜日休館 ※休日の場合は翌日)
メール:program@akitacc.jp

主催|秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

新館長就任トークイベント「文化創造館ってどんなところ?」

新館長就任トークイベント「文化創造館ってどんなところ?」

新旧館長2人が、秋田市文化創造館のこと、まちのこと、くらしのこと、表現のことなどをざっくばらんに語り合います。トーク後に交流会を予定しておりますので、みなさまお気軽にご参加ください。

◯ HAJIMARU トーク:映画「A SEED OF HOPE」上映&トーク

◯ HAJIMARU トーク:映画「A SEED OF HOPE」上映&トーク

つくる人、おくる人の思いをわかちあう、◯ HAJIMARUトーク。 今回は、「さとやまコーヒー」の大西克直さんをお迎えして、ショートフィルム『A SEED OF HOPE』の上映&トークを開催します。 エチオピアの農園からコーヒー豆を直接買い付け、焙煎・販売するダイレクトトレードに取り組む大西さん。その活動の根っこにあるスピリットや、これからのことなどをお話しいただけたらと思っています。もちろん、おいしいコーヒーの試飲や販売も。

【本を、あいだに。Vol.3】 『鬱の本』販売会および 小さな本読みデモ

【本を、あいだに。Vol.3】 『鬱の本』販売会および 小さな本読みデモ

日時:2024年5月4日(土) 15:00過ぎ~17:30頃まで
会場:1階コミュニティスペース
【入場無料】雨晴文庫主催の【本を、あいだに。Vol.3】では、『鬱の本』販売会を行います。

『鬱の本』は、東京の二人出版社、点滅社さんが発行している書籍です。
84名の著者が「鬱と本」をテーマにそれぞれ見開き一頁、1000文字程度の短い文章を寄せています。

この本で扱われる「鬱」は、病に分類されるものから日常的な憂鬱までさまざま。内容はもちろんのこと、手触りがとてもいい本なので、ぜひ触れてみてほしいです。
必要な人に届きますように。