秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

1/1000油谷コレクション 分類整理プロジェクト(2回目)

2025.01.20-01.26

1/1000油谷コレクションは、油谷満夫さん(秋田市在住、90歳)の50万点を超える膨大な私蔵民具等の1000分の1程度を倉庫から取り出し、アーティストの藤浩志と市民ボランティアによる分類整理と、多様な分野の専門家らとともに価値を検証するプロジェクトです。

さる2024年7月1日〜13日、1回目の分類整理プロジェクトを行いました。
横手市浅舞の油谷さんの実家倉庫からモノの一部を運び出し、秋田市文化創造館スタジオAにてひとつひとつ分類整理に取組みました。作業に参加した市民ボランティアはのべ80名、分類整理したモノは800点以上に及びました。

また期間中にトークイベント「残されたモノの価値を問う」を開催したほか、2週間の活動記録を参加作家の國政サトシが記録集「油谷帖」にまとめました。
そして、2025年1月、分類整理プロジェクトの2回目を開催いたします。
分類整理作業の様子は、休館日を除く10:00~17:00に一般公開しています。また、作業に協力してくださるボランティアを募集しています。

期間:2025年1月20日(月)~1月26日(日)10:00~17:00 ※休館日を除く
会場:2FスタジオA1
入場無料

※分類整理活動のボランティアを募集中
募集内容の詳細やお申込みは、リンク先の募集要項をご参照ください。
https://www.artscenter-akita.jp/archives/50154

関連トークイベント:
「モノを残すことの価値を問うアーカイブ研究会」

高齢化や人口減少の進展とともに、モノのアーカイブそのものが困難になっています。 私たちはなぜ残すのか。そして、何を、どうやって、どこに残していくことができるのか。公と民、リアルとデジタルなど、さまざまな境界や領域を横断してアーカイブにかかわる取組みを実践する専門家とともに、これからのアーカイブの可能性について議論します。

日時:2025年1月25日(土)13:30~17:00(受付開始13:00)
※入場無料、要事前予約

【内容】
・基調講演「民具を残すことについて」神野善治(武蔵野美術大学名誉教授、日本民具学会会長) 
・事例紹介 佐藤知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター 専任研究員/准教授)施井泰平(現代美術家、スタートバーン株式会社 代表取締役)寺田鮎美(東京大学総合研究博物館インターメディアテク寄附研究部門 特任准教授)中村環希(株式会社Planet Labs PlanetDAO Founder)
・出演者・参加者によるディスカッション
【お申込み】
・Googleフォーム https://forms.gle/XRiPu8EMnhqkTyap7
・メール program@artscenter-akita.jp
※「モノを残すことの価値を問うアーカイブ研究会」として、
①お名前、②参加人数、③ご連絡先をお知らせください。
・電話:018-888-8137(平日9:00~17:00)


主催:NPO法人アーツセンターあきた
企画監修:服部浩之(キュレーター、東京藝術大学大学院准教授、国際芸術センター青森 館長)
参加作家:藤浩志(美術家、秋田公立美術大学 教授)、國政サトシ(美術作家、秋田公立美術大学大学院 助手)
協力:油谷満夫

お問合わせ
NPO法人アーツセンターあきた 018-888-8137(平日9:00-17:00)
秋田市文化創造館 018-893-5656(9:00-20:00/毎週火曜および12/29-1/3は休館)
E-mail program@artscenter-akita.jp

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