横浜ボートシアター
創作影絵人形劇「極楽金魚」「月夜のけだもの」
日時|2022年7月27日(水)19:00開演
会場|2階 スタジオA1
影と語りが響き合う 創作影絵人形劇の世界
アジア、日本の始原のトータルな演劇の可能性—語り、仮面、身体、アジア的音楽、朗唱、コロスで豊穣な物語と独自の宇宙的な劇世界を創造してきた遠藤啄郎と横浜ボートシアター。現代に〈仮面劇〉を復活させ、代表作『小栗判官・照手姫』は国内外で長期上演されるなど、高い評価を受けてきました。伝統的な上演スタイルと現代ならではの手法を融合させ、〈アニメーションの祖型〉ともいえる世界を創造、無限=夢幻の想像力を喚起する劇的世界として、観る者を魅了してやみません。
創作影絵人形劇「極楽金魚」「月夜のけだもの」
日時:7月27日(水)19:00開演(18:30開場)
会場:2階・スタジオA
チケット:一般3,000円 学生1,500円(当日券 各500円増)
プレイガイド:
秋田ステーションビル・トピコプレイガイド(tel. 018-889-3580)
さきがけNews Café チケット(tel. 018-874-8171)
ココラボラトリー(tel. 018-866-1559)
横浜ボートシアター(tel. 080-6737-5208)マルメロ(tel. 03-5627-7583)
演出:遠藤啄郎
語り・人形操作:吉岡紗矢 音楽・演奏:松本利洋
人形デザイン・制作:向條英梨奈
お問合せ:マルメロ(03-5627-7583)
※詳細は 横浜ボートシアター ウェブサイト をご覧ください
あらすじ
「極楽金魚」(作:遠藤啄郎)
四国高松に伝わる身代わり人形「奉公さん」にまつわる物語。極楽浄土の魚「頂天眼」を飼っている長者に買われ奉公人となったおさきは、老いぼれ馬の世話をし心を通わせながら、頂天眼を一目見たいと願っている。ある湿った夏に長者の息子・太郎が病に伏し、巫女たちは太郎に宿った憑き物を落とすため奇策を弄する。老いぼれ馬の首を刎ねてみたが甲斐なく、おさきに太郎の病を吸い取らせる。瀕死のおさきが見た憧れの頂天眼の姿とは…
「月夜のけだもの」(作:宮沢賢治)
十日の月が西の山に沈むまでの一時間に、真夜中の動物園にいる「わたくし」が、月の青いけむりの中で見た幻想世界。黒いフロックコートを着たライオンが金頭のステッキを持って園内を見回りに出掛けると、これから象に弟子入りしようという白熊、嘘ばっかりついている狐、何を言っても「そうかな」と言っている狸に次々と出くわす。それぞれの言い分を聞き采配を振るうライオンの元へ、地面をみしみし云わせて走って来たのは…