[展覧会]第8回ものづくりデザイン専攻研究発表展「湧水地点」
秋田公立美術大学「ものづくりデザイン専攻」では、土地の歴史が生んだ自然・風土・文化を再解釈することにより、現代から未来に向けて人と人、人と自然が豊かな関係を気づく際の一助となるものづくりを目指しています。
「湧水地点」とは地域で生活を支えている湧水のように文化の新たな発信地点でありたいというかんがえから名付けた、本専攻の研究成果を共同で発表する場です。
二十四節気
二十四節気とは古代中国でつくられた一年を24の季節に表す方式です。その中で使われてい季節名は、日本でも立春や夏至、冬至など馴染み深い言葉となっています。
ものづくりする私たちにとって季節の移り変わりは制作のひらめきを与えてくれる大切な要素ですが、利便性を優先する現代の価値観はさまざまな場面でも季節感を打ち消してきました。しかし、幸いなことに秋田では、鮮やかでとても魅力的な季節の変化を感じることができます。その一因は、今の気候風土に根差した生活文化が力強く息づいているからでしょう。そうした生活文化は、未来の選択肢を担保するとともに、ものづくりをする私たちにも大きな刺激を与えてくれます。
本展では秋田で暮らしているそれぞれの出展者が、日本人の生活に深く浸透している二十四節気の言葉に寄せて細やかな季節の変化を「もの」に昇華させました。
それぞれの個性とそれらが繋がってうまれる一年の風景をお楽しみいただければ幸いです。
開催日程:2021年12月5日(日)~12月19日(日)
時間 :10時~19時(最終17時まで)
入場料 :無料
会場 :秋田市文化創造館 2F スタジオB
ギャラリートーク
開催日時:2021年12月5日(日)14:00~15:00
主催
秋田公立美術大学
問い合わせ
秋田公立美術大学企画課
TEL 018-888-8478
E-mail kikau@akibi.ac.jp