永沢碧衣 滞在制作 -山をなぞる-
(「200年をたがやす」美術分野 「生活と表現の広場」)
2021.06.9-13
展覧会「200 年をたがやす」美術分野のプロジェクト「生活と表現の広場」では、 あきたで活動する多彩な表現者を招き、トークや公開制作、実験的な展示など生活と密接につながる様々な表現活動を展開していきます。
山あいの様々な生き物が暮らす環境で生きる永沢碧衣(ながさわあおい)は、大学卒業後に地域の猟友会に所属し狩猟に取り組む傍ら、絵画を中心とした作品制作を続けています。近年は山の生活や狩猟に携わる同世代の人々との交流を重ね、独自の生活と表現の関係を模索しています。
本企画では、永沢が約一週間文化創造館に滞在、作品を公開し、制作活動を展開。また、彼女の活動に刺激を与える異なる活動に取り組む人々を招いたトークイベントなども実施します。
永沢碧衣 滞在制作 -山をなぞる-(生活と表現の広場)
●日時:2021年6月9日(水)〜13日(日)11:00〜19:00 ※最終日は17:00まで
●場所:秋田市文化創造館2F スタジオA1
●出展作家:永沢碧衣(絵画作家)
関連イベント「山×マタギ×私を語る」
角度の異なる視点や立場で秋田の山やマタギ文化と関わりを持つ、三者によるトークディスカッション。 北秋田市に移住し、山とマタギ文化に常日頃から向き合って暮らしている若い阿仁マタギの益田光(ますだこう)と山田健太郎(やまだけんたろう)。阿仁に通いながら制作活動を続けて狩猟者にもなった絵画作家の永沢碧衣(ながさわあおい)。 偶然にも同い年の三者が今は何を思い、何を営みながら、これからを描いていこうとしているのかをじっくり語り合います。
●出演:永沢碧衣(絵画作家)、益田光(個人事業「もりごもり」)、山田健太郎(北秋田市地域おこし協力隊)
●日時:2021年6月12日(土)14:00〜15:00
●会場:Zoomウェビナーによるオンライン配信
●参加費:無料
●定員:50名
●申し込み方法:参加をご希望の方は、こちらのフォームよりお申し込みください。
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●問い合わせ先
NPO法人アーツセンターあきた(秋田市文化創造館)
電話:018-893-5656(9:00~21:00/ 毎週火曜休館)
メール:art@200years-akita.jp
Profile
永沢 碧衣/Aoi Nagasawa
1994年、秋田県出身、絵画作家。秋田公立美術大学 アーツ&ルーツ専攻 卒業。秋田の奥羽山脈の麓にある田舎で生まれ育ち、山・川・沢などの水辺のある場所に恵まれながら過ごしてきた。生物と人との間にある境界線やそれらの関係性から成る環境、その先の姿に関心を持ち、埋もれそうな記憶の痕跡を残すために旅をしながら絵を描いている。絵画作品制作、イラストビジュアル制作、絵画教室、SNS写真撮影、クリエイティブユニット「パシャパ舎」他。現在は狩猟免許を取得し、東北の山猟文化に関わりながら作品制作を進めている。
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展覧会「200年をたがやす」
秋田市が文化創造プロジェクトのスタートアップ企画として開催する展覧会。会期は、過程を公開しながら市民とともに制作する「つくる」と、その成果を広く公開する「みせる」で構成され、食、工芸、生活・産業、美術、舞台の5分野において、地域の文化をたがやす活動を未来へ継承していきます。
主催:秋田市
企画・制作:NPO法人アーツセンターあきた
公式サイト:https://200years-akita.jp/