秋田市文化創造館

レポート

塩野米松さんに学ぶ「聞き書き術」】話し手の紹介

7月20日(日)-21日(月祝)に秋田市文化創造館にて行われる【塩野米松さんに学ぶ「聞き書き術」】の授業内で、話し手になってくださる方々をご紹介いたします。授業内では、5人ほどでワンチームになり、質問をみなで考え、聞き書きの実習をする時間があります。

本授業の詳細はこちらです。定員に達したため、参加者募集は終了しております。たくさんのご応募を、ありがとうございました。

話し手の方々

加藤誠士さん(新政酒造株式会社 原料部 部長)
加藤直哉さん(ISUKA/雲の巣)
髙𣘺⾹澄さん(金工師・秋田銀線細工職人)
東 穂高さん(ガラス作家)
斉藤 健さん(弦楽器職人)
藤 浩志さん(美術家)

加藤誠士さん(新政酒造株式会社 原料部 部長)

1995年埼玉県出身。大学在学中に日本酒と稲作に興味を持ち、酒米づくりに携わりたいという思いから、新卒で新政酒造へ入社し、現在7年目。鵜養地域で栽培した酒米だけで最高の日本酒を醸すことを目指し、地元農家と一体となって、鵜養の風土を活かした無農薬の循環型酒米栽培に取り組んでいる。

加藤直哉さん(ISUKA/雲の巣)

1987年神奈川県鎌倉市出身、秋田県秋田市育ち。東京、秋田、長野、京都など全国各地で家具製作、椅子修理の修行を重ねたのち、2017年に「椅子修理ISUKA」として独立。24年にはカフェ「椅子と珈琲 雲の巣」を工房内にオープン。秋田市土崎を拠点に多方面に活動しています。

髙𣘺⾹澄さん(金工師・秋田銀線細工職人)

1994年秋田市生まれ。2019年秋田公立美術大学大学院修了後、秋田市伝統の金属工芸である「秋田銀線細工」の製造販売を行う「矢留彫金工房」を開設。伝統技術を受け継ぐだけではなく現代のニーズに合わせた商品開発を行いながら、作り手の個性と創作性を活かした運営に取り組む。

東 穂高さん(ガラス作家)

1989年宮城県生まれ。秋田公立美術工芸短期大学窯芸ガラスコース卒業、富山ガラス造形研究所造形科卒業。その後金沢市牧山ガラス工房、なないろKANガラス工房スタッフを経て、現在は秋田市新屋ガラス工房勤務。京都市「STARDUST」、「ARTS&SCIENCE 青山」、秋田市大町「ギャラリー杉」などで香水瓶や酒器などの展示・販売を行う。

斉藤健さん(弦楽器職人)

秋田市生まれ。県内の大学を卒業後、地元スーパーマーケットチェーン勤務を経て、県内印刷関連会社に転職。2009年外旭川に「KEN弦楽器工房」開設。製作した楽器は約100本に上り、本県から山口県までユーザーがいる。大阪のウクレレショップ「ベイシスレコーズ」と共同ブランドNOSTALGIAを立ち上げ、製作している。

藤浩志さん(美術家)

1960年鹿児島県生まれ。京都市立芸術大学、同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校に勤務。帰国し、バブル崩壊期の土地再開発業者・都市計画事務所勤務。作品に、取り壊される家の柱で作られた「101匹のヤセ犬」、家庭廃材を蓄積する「Vinyl Plastics Connection」、不要のおもちゃを活用した「Kaekko」「Jurassic Plastic」等。