マルシェイベント「千秋ノ市」開催レポート
日時|2022年9月23日(金祝)11:00〜16:00
秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」。「観察する」「出会う」「育む」「残す」の4つのプログラムを通して、秋田の文化的土壌をたがやしていくことを試みます。
「出会う(新しい知識や技術と出会うトーク&ワークショップ)」の第3回として、文化創造館1Fのコミュニティスペースと屋外エリアで、マルシェイベント「千秋ノ市」を開催しました。
9月23日(金祝)、この日は秋田市文化創造館のお隣、あきた芸術劇場ミルハスがグランドオープンする日です。周辺でも多くのイベントが開催され、秋田駅周辺には多くの人が周遊する姿が見られました。
文化創造館では開館1周年の際に実施し、好評を博したマルシェイベント「千秋ノ市」を開催。県内で活動する16組の出展者さんが【共存】をテーマに集まりました。
今回出店されたブースでは、縁があるものや顔が見える関係の中で集められたこだわりの食材など、日々の暮らしの中で育まれる愛にあふれたものたちが贅沢に並んでいました。丹精込めて作られた素材がまた丁寧に手を加えられ、流通していく。それらを顔と顔が見える近い距離感で共有し、自然と会話が生まれる。美しいもの、美味しいもの、楽しいもの、いつもの暮らしがより豊かになる、そんなヒントがたくさん詰まった空間に。
屋外ではWall&Dさんによる「自然との共存とインテリアカラーについて考えるペイントワークショップ」が開催。ピクニックのような雰囲気で屋外の樹木に映える綺麗なペイントが施されていました。そよかぜガールさんによるアクセサリーづくりなど、自分の手で素敵なものを作る楽しい時間。
PARKも事業紹介ブースとして出店しました。「育む」プロジェクトのアドバイザーであるガイアガーデンさんの野菜も販売。めずらしい品種の野菜も多数あり。野菜を育てることの難しさを実感として持っている育むメンバーも多数お越しになり、その綺麗な野菜の姿に改めて感動していました。
屋外エリアでは同時開催されていた秋田公立美術大学主催の展示「GERT ROBIJNS: RESET MOBILE -Crash Landing on AKITA-」で、急遽、即興パフォーマンスも実施!何が起こるかわからない、だけどワクワクする、そんなことが館内のみならず、エリア全体で「共存」する機会となりました。
第2回「千秋ノ市」、たくさんのご来場ありがとうございました!
今回は「共存」をテーマに、さまざまなジャンルの計16店舗にご出店いただきました。
雑貨、焼き菓子、発酵食品や沖縄特産品、お酒などの物販に加えて、出張リラクぜーションサロンによる足つぼマッサージ体験や、秋田市文化創造館を舞台にしたカメラマンによる写真撮影、外の芝生をのびのびと使ったペイントワークショップなど。
お買い物、体験を通して、出店者さんの思いと、ご来場いただいた皆さまそれぞれの時間の使い方が、ゆるやかに「共存」した1日となりました。
出店者さんとお客さまが対話を楽しむ姿も多く、ぜひこの機会にであった縁が皆さまの日常にも溶け込んでくれたらうれしいなと思います。
ともに当日まで準備を重ねていただいた、秋田市文化創造館スタッフの皆さま、出店者の皆さま、ご支援いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
今後も「ノ市実行委員会」として、秋田の各所にてまちに訪れるきっかけを育んでいきたいと思います。さまざまなクリエイティブが集う千秋エリアの「千秋ノ市」、次回開催のお知らせをどうぞお楽しみに!
(テキスト:ノ市実行委員会 山本)
PARK – いきるとつくるのにわ 「出会う」第三回目
「千秋ノ市」開催概要
■日時|2022年9月23日(金・祝)11:00〜16:00
■会場|秋田市文化創造館
■主催|秋田市
■企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた
■千秋ノ市 企画|株式会社See Visions内 ノ市実行委員会
出展者:
・.aohana(雑貨・ワークショップ)・アキモト酒店(ドリンク)・アロマテラピーショップPfré(アロマテラピー)・稲とアガベ(クラフトサケ)・癒家よしなに。(リラクゼーション)・Wall&D(ペイント)・m’s collectables(日用雑貨)・Okinawa いいもの ロクニイサン(沖縄県産特産品)・カメラノイチ(写真撮影)・そよかぜガール(アクセサリー・ワークショップ)・羽場こうじ茶屋 くらを(ごはん・味噌汁)・ホタルビ堂(焼き菓子)・マザー食堂savu. × さとやまコーヒー(おはぎ・コーヒー)
・youwear(ニット小物)・ユカリロ編集部(本・雑貨等)・m’s collectables(生活雑貨)・greenpiece(加工花)・うろ(生活雑貨、手工芸品)・BOOKNERD(本)・NEED THE PLACE(食品)
撮影|写真 : 坂口聖英 Photo : Masahide Sakaguchi
テキスト|芦立さやか(NPO法人アーツセンターあきた)