秋田市文化創造館

開館によせて

秋田のお祭りと日常の喜び

あきたのハレとケ

絵・渡邉良重

秋田は文化の宝庫です。
秋田には数々の祭りがあり、
そして暮らしの中に文化が満ちています。
藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」にも、
日吉八幡神社の秋の例祭、
太平山三吉神社の春の梵天奉納祭、
夏の竿燈などの祭事と、
秋田の日常の暮らしが描かれています。
このたび渡邉良重さんに、
秋田の今日の非日常(ハレ)と日常(ケ)を
絵にしていただきました。
その一部を公開します。

秋田市文化創造館

2021年3月21日(日曜)開館です。遊びにきてくださいね。お待ちしています。

Profile

Yoshie Watanabe○1961年山口県生まれ。山口大学卒業。DRAFTを経て植原亮輔とともに2012年にKIGIを設立。グラフィックデザインのほか、ほぼ日とファッションブランドCACUMA、滋賀県の伝統工芸職人とプロダクトブランドKIKOFを立ち上げるなど、プロダクトやファッションデザインも手掛ける。プライベートでも制作を行い、展覧会の開催や作品の発表をしている。2015年東京・白金にショップ&ギャラリー「OUR FAVOURITE SHOP」をオープン。絵本『BROOCH』『UN DEUX』『ジャーニー』『しんじゅのこ』や作品集『キギ/KIGI』『KIGI_M』を刊行。東京ADCグランプリ、D&AD金賞、NY ADC金賞、第19回亀倉雄策賞など受賞。

記事

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後篇では、芸術人類学者の石倉敏明氏が加わり、創造、戦争や災害による破壊、再生を絶え間なく繰り返してきた人類の営みや、今日におけるアーカイブの復権の意義などについて話しました。