展覧会「200年をたがやす」
展示期間「みせる」スタート!
日時:2021年7月1日(木)-9月26日(日)
会場:秋田市文化創造館ほか
主催:秋田市 企画・制作:アーツセンターあきた
秋田市の文化創造プロジェクトである展覧会「200年をたがやす / CULTIVATING SUCCESSIVE WISDOMS」オープンスタジオ期間「つくる」を経て、展示期間「みせる」が7月1日スタートしました。
大広間のスタジオA1には「200年の橋」が架かり、壁には旧県立美術館時代に展示されていた藤田嗣治《秋田の行事》を思わせるサイズの大きな鏡が設えられています。
この鏡は、生活と表現が交わる広場としての展覧会「200年をたがやす」の風景をリアルタイムで映し出すものです。空間設計を担当した海法圭さんによると、ここに集う人たちが「秋田の行事」の現在であり未来である、というコンセプト、とのこと。
農民彫刻家・皆川嘉左ヱ門、美術作家・村山留里子、音響作家・荒木優光、建築家・佐藤研吾、写真家・草彅裕らによる「美術」作品のほか、秋田に暮らす人たちからレシピやエピソードを募りながら参加型で進めてきた「食」「工芸」「生活・産業」分野の展示と見所はたくさん。
募集型のプロジェクトやイベントも多く、「工芸」の分野では家庭に眠っている秋田の伝統的工芸品やエピソードを9月20日まで募集、次の使い手に繋ぐためのイベントを予定しています。また、職人による実演や、実際に制作を体験できるワークショップも予定しています。
▶︎募集中:押入れに眠る秋田の伝統的工芸品
▶︎募集中:秋田の伝統的工芸品にまつわるエピソード
▶︎職人による実演・ワークショップ「”つくる”と”なおす”」川連漆器 編
そして来月には、民俗芸能に関わるエピソードを集め取材をし、脚本に反映した舞台「soda city funk」(作・演出:児玉絵梨奈)の公演が予定されています。
▶︎詳細・予約はこちら
展覧会「200年をたがやす」次のレポートをお待ちくださいね。他の部屋の展示も、ご紹介いたします。
information
展覧会「200年をたがやす / CULTIVATING SUCCESSIVE WISDOMS」
秋田市が文化創造プロジェクトのスタートアップ企画として開催する展覧会。会期は、過程を公開しながら市民とともに制作する「つくる」と、その成果を広く公開する「みせる」で構成され、食、工芸、生活・産業、美術、舞台の5分野において、地域の文化をたがやす活動を未来へ継承していきます。 |
期間: オープンスタジオ期間「つくる」2021年3月21日(日)-6月18日(金) 展示期間「みせる」2021年7月1日(木)-9月26日(日) |
会場:秋田市文化創造館ほか |
主催:秋田市 |
企画・制作:NPO法人アーツセンターあきた |
公式サイト:https://200years-akita.jp/ |