秋田市文化創造館

イベント・プロジェクト

トーク&ワークショップ「ローカルなフード(風土)を味わう」

Photo: 三輪卓護

秋田に暮らす人々やクリエイター、専門家が交わり多様な活動を展開するプロジェクト「PARK – いきるとつくるのにわ」が7月から始動します。文化創造館を拠点としたさまざまなプログラムを通して、人や出来事が出会い、創造的な活動の種が育まれ、表現や創造性に満ちた瞬間となって実を結び、文化の種となって街に環っていく、そのように秋田の文化的土壌をたがやしていくことを試みます。

2022年7月31日(日)にはトーク&ワークショップ「ローカルなフード(風土)を味わう」を開催します。

トーク&ワークショップ「ローカルなフード(風土)を味わう」

第一部では京都大学の秋津元輝教授をゲストに、食という身近な分野を起点としながら、(ちょっと遠くに感じる)未来や環境、社会のことについて考え、話し合います。第二部では美郷町にてスペース・やぶ前を運営するわいないきょうこさんを迎えて、秋田の食材を味わう調理ワークショップ・食事会を開催。頭と身体の両方から、ローカルなフード(風土)を見つめなおしてみましょう。

■日時|2022年7月31日(日)13:00〜17:00
12:30 受付開始
13:00-13:10 開始挨拶 
13:10-14:10  第一部「食から考えよう秋田の未来」
14:10-14:40  秋津さん×わいないさん 対談
14:40-15:05 質疑応答
15:05-15:15 休憩
15:15-16:55 第二部「とれたての夏野菜をさらに特別おいしくする魔法伝授します!!」
16:55-17:00 終了挨拶

■会場|秋田市文化創造館 スタジオB(第一部)、コミュニティスペース(第二部)

■定員|第一部 25名、第二部20名(要申込、先着順)
※通し参加を推奨。第一部のみのご参加も歓迎。

■参加費|第二部のみ1500円

Profile

秋津元輝(京都大学農学研究科教授)

1960年香川県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得の後、三重大学助手、奈良女子大学助教授などをへて、現職。農業社会・倫理論専攻。農村生活の研究からスタートするも農業と農村の後退を前にして、都市住民も一体となった食からの地域づくり、社会づくりに関心を向ける。世界とのつながりを意識した地域の暮らしも重視している。近著に『農と食の新しい倫理』、『食と農の世界をたてなおす』(共編著)、など。

Profile

わいないきょうこ(デザイナー、やぶ前)

横浜市出身。桑沢デザイン研究所写真研究課卒。日本でバッグデザイナーとしてそのキャリアをスタート、活動拠点をロンドンに移した後は、内外問わず様々な企業やデザイナーとのコラボレーションを通じ、バッグを主軸にファッショ ン小物やインテリア・オブジェなどを制作。また舞台、映画などのコスチュームデザインも担当。 現在はブータン王立タラヤナ財団クリエイティブアドバイザーなど続けながら、ロンドンのスタジオを母方のルーツ秋田美郷町に移し、町の人々と伝統と知恵を新しく捕まえる形で世界にその暮らしぶりを伝えるための町の学び舎’やぶ前’を始めた。

▶︎開催レポートはこちら
▶︎「PARK – いきるとつくるのにわ」についてはこちら


【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策のお願い】
イベント参加の際には、次の事項についてご協力をお願いいたします。
・手指の消毒にご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・咳エチケットにご協力ください
・発熱、咳込みなどの症状がある方は参加をお控えください。

○問い合わせ先
秋田市文化創造館(NPO法人アーツセンターあきた)
電話:018-893-6424
メール:park@artscenter-akita.jp

主催|秋田市
企画・制作|NPO法人アーツセンターあきた(芦立さやか、藤本悠里子)